ジーニーの由来について

ジーニーの壺占い

人がこの世に生まれるときに、その運命を左右する守護霊であるゲニウス(ジーニー)が同時に付着してくるのだと言われています。

西洋の象徴哲学という学問を調べてみると、ヨーロッパの古い宗教儀式に由来する、一つの伝承にたどり着きます。

そしてさらに古代の密儀宗教にまで遡ると、それは「ダイモン」や「ゲニウス」と呼ばれる神的エネルギーという概念に始まっていた事を発見します。

古代ローマの人々は、こう信じていました。

「人がこの世に生まれるとき、その運命を左右する守護霊であるgeniusが付着する」

そして人々は、その人についた「ゲニウス」をお祝いするために、ローソク(昔は灯明)を捧げものとしていました。

それが現代になると、ケーキにローソクを立て、その人のお誕生日をお祝いするという慣習となったきたのです。





昔の秘密の教義に参入する者たちは、この世だけが唯一の世界とする考えを打ち破り、眼には見えない<隠された力>を認識するために様々な通過儀式をしたようです。
この力を「ダイモン」と呼び、人間に付く指導霊や守護霊の力を「人間ダイモン」と呼んでいたのです。

「ダイモン」や「ゲニウス(genius)」が18世紀に入ると、ジーニアスという名前で復活しました。

「天才」「特殊な才能」という意味を持って英語の辞書に登場したというわけです。





一般には天才と訳されるこのことばの背景には、実は上のような万物に内在する神的なエネルギーや守護霊の有する神秘なる力の象徴という意味があったわけです。

そしてgeniusは、genii(ジーニー)という名前として登場し、守り神、アラビアの童話に出てくる妖精、魔神として一般に親しまれる存在になったのです。

ジーニーは、このサイトでも「神的なエネルギー」「スピリチュアルなともだち」「私たちの世界に力をくれる守護妖精」として登場しています。


私たち人間には、内なる神的エネルギーの源泉があります。
ジーニーはいつも私たちを見守り、支え、静かに豊かに心のなかにスピリチュアルな魔法の水を注いでくれているのです。

トップへ戻る