なぜ13という数字がマヤ神聖暦に使われているのでしょうか。
それは「時(天国)のピラミッド」と呼ばれ、
特殊な数学的特性を持つからに他なりません。
マヤの宇宙論における天国には13段階あるといいます。
そしてこの13こそマヤ人にとっては
天国そのものの象徴だということなのです。
1と13、2と12、3と11のように
一対のペアを描き足すと14になり、
7は中心の数となっていて、
自らの数を掛けると14になるという
数の秘儀が込められています。
13日周期は、ある特定のエネルギー量子、波のメタファーなのです。
13日周期は、聖なるカレンダーを生きるためには
不可欠な要素なのです。
その周期のリズムに基づいて、
古代マヤ人が祭儀の日取りを決める時計でもあったのです。
「ジャガーの智恵」は私の師書です。
力強さに欠ける低い数字から始まり、
真ん中の数字6,7,8,9はエネルギーのバランスが取れている日です。
10から13は力がありすぎて危険である
強い日という独特な意味と性格をもって、
生命の波動を物語っているのです。
また13は、人体にある13の関節と一致するとマヤ学者はいいます。
(足首2、膝2、股関節2、手、肘、肩が2ずつ、首が1で13関節)
マヤのデイ・キーパーたちは、
独特な数の秘儀とデイサインを読み取りながら、
聖なる時を厳粛に受け止めていたのでしょう。
コーデックスボルジアは素晴らしいマヤの絵図を
私たちに見せてくれます。